日本絹の里にて、酒井登巳子「花まゆ展」開催中です

日本絹の里の建物は、養蚕農家を模した建物と桑畑

周辺には桑畑が広がる


群馬県立日本絹の里第33回企画展 酒井登巳子「花まゆ展」では 9月12日〜10月19日まで、館内のギャラリーに28点に及ぶ作品が展示されます。

その中から共同作品をご紹介すると、

展示室の天井は、中央を支えるように太い梁が走り、柱の周りは絹の糸をイメージにしたスクリーンが印象的です。

その梁に花まゆの祝花が吊るされ、見上げると花まゆがゆらゆらと揺れ、なんとも愛らしく、情趣あふれる演出です。

今回の展示会を祝うかのように、艶やかな色の花と小石丸の花まゆが優しく迎えてくれます。



揚り繭をきれいに掃除をして、花まゆ会員で作った生成りの花。花まゆの原点ともいえるこの花は、展示室入り口に揚げ返し機とともに飾られています。



野菊、小春草、カタバミ、スターダスト、カラスノエンドウ、イヌタデと野に咲く小花を様々なかごに生け込んでみました。すべて揚り繭で作られた作品。

花まゆは、繭をすべて使い切るつもりで花を作っています。そんな思いを伝えた作品です。

ガラスケース内には、酒井登巳子の花まゆワールドが広がります。

繭だからできる花々を是非にご鑑賞頂ければと思います。

アクセスは、前回の花まゆ公式ブログ項目を参照。詳しくは日本絹の里のサイトをご覧ください。