富岡製糸場西置繭所が10月2日にグランドオープン

コロナ禍でイベントも中止されていた富岡製糸場で西置繭所が復元改装も終え、この秋グランドオープンします。

外観は強固に、内観はガラスで囲われて、今までに見たことのないようなホール、ギャラリーに生まれ変わりました。

そのエントランスに、花まゆ作品が常設されました。

受付カウンターのすぐ横で、直方体のケース内にキビソで作った何本もの枝に揚り繭で作った花を絡ませ花は上へ、下へと流れるようなデザインです。

静逸な中に意志を感じさせる作品です。

ただその足元には、小石丸やぐんま21で作った花まゆドールが集い時にはお花見気分で、時には収穫祭など様々なイメージで、見る人を和ませる楽しい作品です。

繊細な中に優しさを感じていただければと思います。

これで、花まゆ主宰・酒井登巳子の作品は冨岡市役所、上州富岡駅前の世界遺産センター、西置繭所と三部作揃いました。

花まゆの原点である揚り繭を使いきり、作り上げた作品です。

建物の空間の中で邪魔しない花、でも力強くいつまでも咲いてほしいという願いを込めています。養蚕に携わて来られた先人たちそして今も作り続ける農家の皆様へ感謝を込めて!