日仏交流講演会が富岡製糸場東繭倉庫内で開催されました
昨年リヨンでの展示でお世話になりました外務省在リヨン領事館事務所所長の小林龍一郎氏による、「富岡製糸場が日仏交流に果たす役割」と題して、基調講演をされました。東繭倉庫内で、200数名の方が参加され、終始、小林所長の熱気ある語り口に引き込まれる会でした。
世界遺産登録2014年から2年半ほどが過ぎ、観光客数も落ち着いているようで、これからが世界遺産としての真価を問われる中、日本の近代化黎明期の明治時代に富岡の町が外国人を受け入れたその先進性は、今の日本に必要であるとの指摘。
グローバル化は、都市ばかりではなく富岡のような地方の街からでの起こりうるとのお話でした。
2018年には、フランスでジャポニズムのイベントが繰り広げられる予定とか。日本と仏との繋がりを絹を通して、人とものとの交流ができるように力を注いでほしいとのことでした。
平成23年に富岡に贈呈した花まゆ作品「花便り」が飾られ、酒井先生のご紹介もありました。
また岩井富岡市長の胸には、酒井会長考案のピンブローチが飾られて、会を盛り上げていました。
*富岡製糸場では、西繭倉庫が改装中で須が、その工程が見学できるようになっています。
是非、足を運んでみてください。人間の知恵が詰まっていて、感心させられます。
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