富岡市新市庁舎のお披露目 に「花まゆ」を寄贈しました

3月24日に富岡市新市庁舎がお披露目になります。今や名を轟かす隈 研吾氏によるデザインの新市庁舎は、世界遺産の街・富岡市に相応しく、シンプルな中に養蚕・生糸の素材が生かされた、モダンで瀟洒な建物です。今後、富岡製糸場に次ぐ新しいスポットとして注目されそうです。その建物の入り口付近に、大きなアクリルケース入りで、「花まゆ」の作品”継桜”(つなぐさくら)が展示されます。桜が富岡市の市花とのことから、酒井登巳子先生が練りに練って制作した作品です。

糸になれなかった繭や副産物を使った、生成りの桜です。

花と莟が約4,000個あまり。繊細で力強く、繭の秘めた力を感じさせる作品は、養蚕が継承されていくことの願いを込めています。

もう一つ、富岡市に寄贈した光風花も久々に登場です。

リヨン領事館から戻り、事あるごとに富岡製糸場に飾られる光風花。

すでに4年以上も経っていますが、変わらず健在です。

富岡市に町全体を世界遺産に相応しい街へと改革しています。

新たな発見もあります。是非お出かけください。